さぁ、はじめよう微生物学研究

本講座では、基礎から臨床微生物学(ウイルス・細菌・自然免疫)に関するさまざまな研究を行っています。



String Test

過粘稠性K. pneumoniaeの判定に用いられます。

E-test

抗菌薬への感受性を調べる方法の一つとして用いられます。

 

 

微量液体希釈法

抗菌薬への感受性を調べる方法の一つとして用いられます。

免疫電顕

ウイルスの微細な形態変化や出芽について、観察、定量します。

プラーク法によるウイルス力価測定

ウイルス感染による細胞変性効果(CPE)を利用して、ウイルスの数(力価)を測定します。


新着情報


2023年7月16日

-大学院生 福澤さんの論文が、Annals of Clinical Microbiology and Antimicrobialsに掲載されました。

High prevalence of colistin heteroresistance in specific species and lineages of Enterobacter cloacae complex derived from human clinical specimens.

Fukuzawa S, Sato T, Aoki K, Yamamoto S, Ogasawara N, Nakajima C, Suzuki Y, Horiuchi M, Takahashi S, Yokota S.

Ann Clin Microbiol Antimicrob. 2023 Jul 15;22(1):60. doi: 10.1186/s12941-023-00610-1.

エンテロバクター・クロアカ類縁種におけるコリスチンヘテロ耐性の機構と疫学的分布に関する論文です。

 

2023年4月17日

小笠原徳子准教授が日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会の「学会賞」を受賞し、第3回総会・学術集会で授賞式が行われました。

受賞テーマ:「上気道粘膜組織における宿主自然免疫応答機構の解明」

おめでとうございます。

大学HP

 

2023年4月3日

ラボメンバーを更新しました。

現在、ウイルスグループではボスドク、研究支援員の方を募集しております。

(1) https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D123030826&ln_jor=0

(2) https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D123030828&ln_jor=0

 

2023年3月24日

山本 聡先生の論文が、Journal of Virological Methodsにアクセプトされました。

Rapid, simple, and cost-effective plaque assay for murine norovirus using microcrystalline cellulose.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36940863/

 

2022年8月27日

-大学院生 上村幸二郎先生が第87回日本細菌学会北海道支部学術総会において最優秀賞を受賞しました!

おめでとうございます。

 

2022年8月17日

8月25日(木)~27日(土)に16回細菌学若手コロッセウムと第87回細菌学会北海道支部学術総会が札幌医科大学教育研究棟のD401/2で開催されます。

参加費は無料で、事前の参加登録は不要です。

興味のある方はぜひご参加ください。

若手コロッセウムの概要は

 https://sites.google.com/view/16thwakakoro1/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

細菌学会北海道支部学術総会の概要は

 http://www.jsb-hokkaido.org/

をご覧ください。

 

2022年5月2日

吉田圭太朗先生が講座に加わりました。

GW中の引っ越しお疲れ様です。

 

2022年4月18日

-大学院生 谷向先生が第二回耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会の奨励賞部門において

会長賞を受賞しました!おめでとうございます。

 

2022年3月25日

-大学院生 谷向先生の論文が、Journal of Virological Methodsにアクセプトされました。

A Hydroxypropyl Methylcellulose Plaque Assay for Human Respiratory Syncytial Virus.

→https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35358640/

 

2022年1月19日

-佐藤先生が昨年9月から北海道大学大学院獣医学研究院 獣医衛生学教室准教授に就任されました。

おめでとうございます。講座メンバーを変更しております。

またこれに伴い、講座メンバーを

現在募集中です。詳しくは大学HPを参照ください。

https://web.sapmed.ac.jp/jp/public/job/vbu96m0000000rea.html

 

2022年1月19日

-小笠原講師がJST創発的研究支援事業の2期生に採択されました。

ヒトNALT新奇細胞群解析に基づいたニューモウイルス生活環の解明

という研究課題です。大学院生随時募集中です。興味が有る方は小笠原までご連絡ください。

 

2021年7月29日

-佐藤先生の論文2報がMicrobiology Resource Announcementsに掲載されました。

プラスミド性コリスチン耐性遺伝子mcr-9, mcr-10を保有するペット由来Enterobacter属細菌2株の全ゲノム解析の報告です。

 

Sato T, Usui M, Harada K, Fukushima Y, Nakajima C, Suzuki Y, Yokota SI.

Complete Genome Sequence of an mcr-10-Possessing Enterobacter roggenkampii Strain Isolated from a Dog in Japan.

Microbiol Resour Announc. 2021 Jul 29;10(30):e0042621. doi: 10.1128/MRA.00426-21. PMID: 34323612

 

Sato T, Usui M, Harada K, Fukushima Y, Nakajima C, Suzuki Y, Yokota SI.

Complete Genome Sequence of an mcr-9-Possessing Enterobacter asburiae Strain Isolated from a Cat in Japan.

Microbiol Resour Announc. 2021 Jul;10(26):e0028121. doi: 10.1128/MRA.00281-21. PMID: 34197197

 

 

2021年7月26日

-白石先生の論Microorganismsに掲載されました。

ガセリ菌,パラガセリ菌のオリゴ糖代謝とリポテイコ酸産生に関する内容です。東京農業大学生物産業学部と物産フードサイエンス株式会社との共同研究です。

 

Shiraishi T, Maeno S, Kishi S, Fujii T, Tanno H, Hirano K, Tochio T, Tanizawa Y, Arita M, Yokota S, Endo A. Oligosaccharide Metabolism and Lipoteichoic Acid Production in Lactobacillus gasseri and Lactobacillus paragasseri. Microorganisms. 2021; 9(8):1590. https://doi.org/10.3390/microorganisms9081590

 

 

2021年7月1日

講座メンバーを更新しました。研究支援員の横山さんがウイルス班に新しく加わりました。

 

2021年6月14日

講座メンバーを更新しました。大学院2年目の谷向先生がウイルス班に新しく加わりました。

 

2021年3月24日

- 佐藤先生が、日本細菌学会黒屋奨学賞を受賞しました。

授賞式と受賞講演は第94回日本細菌学会総会(リモート開催)で行われました。

  本学HP 日本細菌学会HP

 

2021年1月22日

-佐藤先生の論がmBioに受理されました。

K. pneumoniaeにおいてDNA修復機構のmutS遺伝子の欠損がアミカシンおよびコリスチン耐性の付与に影響を与えることをin vitroで証明した内容です。

 

Sato T, Wada T, Nishijima S, Fukushima Y, Nakajima C, Suzuki Y, Takahashi S, Yokota SI.

Emergence of the Novel Aminoglycoside Acetyltransferase Variant aac(6')-Ib-D179Y and Acquisition of Colistin Heteroresistance in Carbapenem-Resistant Klebsiella pneumoniae Due to a Disrupting Mutation in the DNA Repair Enzyme MutS.

 

2020年12月25日

 -博士課程3年のWimonrat Tanomsridachchaiさん(北海道大学人獣共通リサーチセンター)の当講座でのインターシップが修了いたしました。

 

2020年11月25日

-博士課程4年のMwangala Akapelwaさん(北海道大学人獣共通リサーチセンター)の当講座でのインターシップが修了いたしました。

 

2020年8月11日

- 桧山先生(D4)の論文J Infect Chemotherに受理されました。

Sitafloxacinが尿路感染症においてのESBL産生かつキノロン耐性大腸菌に有効という知見をin vitroで示した内容です。

 

Hiyama Y, Sato T, Takahashi S, Yamamoto S, Fukushima Y, Nakajima C, Suzuki Y, Yokota SI, Masumori N.

Sitafloxacin has a potent activity for eradication of extended spectrum β-lactamase-producing fluoroquinolone-resistant Escherichia coli forming intracellular bacterial communities in uroepithelial cells.

J Infect Chemother. 2020 Aug 4:S1341-321X(20)30222-1. doi: 10.1016/j.jiac.2020.07.009. PMID: 32768340

 

2020年8月7日

- 講座メンバーを更新いたしました。

 

2020年7月16日

- 佐藤先生の論文がJ Antimicrobial Chemotherに受理されました。

VanD5保有腸球菌の全ゲノムを初めて解読しグリコペプチド系抗菌薬耐性を解析した研究です。

 

Sato T, Wada T, Shinagawa M, Fukushima Y, Nakajima C, Suzuki Y, Takahashi S, Yokota SI.

Emergence of vancomycin- and teicoplanin-resistant Enterococcus faecium via vanD5-harbouring large genomic island.

J Antimicrob Chemother. 2020 Jun 25:dkaa220. doi: 10.1093/jac/dkaa220. Online ahead of print. PMID: 32585683

2020年3月26日

-教授挨拶のページに魚眼図(北海道新聞夕刊コラム)のアーカイブページを掲載しました。

 

2020年3月24日

- 訪問研究員の大越さんの論文がJ Infect Chemother に受理されました。

Campylobacter upsaliensisが肝嚢胞から分離された初めての症例報告です。

 

 Ohkoshi Y, Sato T, Murabayashi H, Sakai K, Takakuwa Y, Fukushima Y, Nakajima C, Suzuki Y, Yokota SI.

Campylobacter upsaliensis isolated from a giant hepatic cyst.

J Infect Chemother. 2020 Mar 18. pii: S1341-321X(20)30063-5. doi: 10.1016/j.jiac.2020.02.015. [Epub ahead of print] PMID: 32199791

 

2020年2月25日

- 修士課程を修了した鈴木君の論文がInt J Antimicrob Agentsに受理されました。

大腸菌臨床分離株のタゾバクタム-ピペラシリンの耐性機構に関する研究です。

 

Suzuki Y, Sato T, Fukushima Y, Nakajima C, Suzuki Y, Takahashi S, Yokota SI. 

Contribution of β-lactamase and efflux pump overproduction to tazobactam-piperacillin resistance in clinical isolates of Escherichia coli.

Int J Antimicrob Agents. 2020 Feb 13:105919. doi: 10.1016/j.ijantimicag.2020.105919. [Epub ahead of print]PMID: 3206200

 

2020年1月14日

『論文ゼミ日程』を変更いたしました。

 

2019年12月16日

佐藤先生の研究が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)令和元年度 「創薬基盤推進研究事業」に採択されました。

研究課題名:「従来の抗菌薬開発法にとらわれない、新たな細菌感染症治療薬のスクリーニングに関する研究開発」

 

2019年12月16日

『論文ゼミ日程』を変更いたしました。

 

2019年11月28日

今年度学位を取得された本田先生の論文がAntimicrobial Agents and Chemotherapyに受理されました。

H. influenzaeのキノロン耐性機構を解析した内容です。

 

Honda H, Sato T, Shinagawa M, Fukushima Y, Nakajima C, Suzuki Y, Kuronuma K, Takahashi S, Takahashi H, Yokota SI.

In vitro Derivation of Fluoroquinolone-resistant Mutants from Multiple Lineages of Haemophilus influenzae and Identification of Mutations Associated with Fluoroquinolone Resistance.

Antimicrob Agents Chemother. 2019 Nov 18. pii: AAC.01500-19. doi: 10.1128/AAC.01500-19. 

 

2019年11月7日

『論文ゼミ日程』を変更いたしました。

 

2019年10月15日

『論文ゼミ日程』を変更いたしました。

 

2019年10月7日

訪問研究員の横田さんが本講座に加わりました。

 

2019年10月7日

小笠原先生の論文がJACI に掲載されました。

Northwestern University (Chicago, USA)に留学中のILC2に関する研究内容です。

 

Ogasawara N, Poposki JA, Klingler AI, Tan BK, Hulse KE, Stevens WW, Peters AT, Grammer LC, Welch KC, Smith SS, Conley DB, Takano KI, Himi T, Kern RC, Schleimer RP, Kato A. TNF induces the production of type 2 cytokines in human group 2 innate lymphoid cells.

J Allergy Clin Immunol. 2019 Sep 14. pii: S0091-6749(19)31184-4. doi: 10.1016/j.jaci.2019.09.001 PMID:31526804

 

2019年10月7日

 『論文ゼミ日程』を変更いたしました。

 

2019年8月16日

 『論文ゼミ日程』を更新いたしました。

 

 2019年8月1日

『論文ゼミ日程』を変更いたしました。

 

2019年7月23日

『情報公開』を変更いたしました。

 

2019年7月8日

『論文ゼミ日程』を変更いたしました。

 

2019年6月12日

『論文ゼミ日程』を変更いたしました。

 

2019年5月16日

『論文ゼミ日程』を更新いたしました。

 

2019年2月21日

『論文ゼミ日程』を更新いたしました。

 

2019年2月4日

桧山先生(D2)の論文がMicrobial Drug Resistanceに受理されました。

Neisseria gonorrhoeaeのカルバペネム系抗菌薬の感受性とPenA Mosaic alleleとの関連性を検討した研究内容です。

 

Hiyama Y, Takahashi S, Sato T, Shinagawa M, Fukushima Y, Nakajima C, Suzuki Y, Masumori N, Yokota SI.

Evaluation of Susceptibilities to Carbapenems and Faropenem Against Cephalosporin-Resistant Neisseria gonorrhoeae Clinical Isolates with penA Mosaic Alleles.

 

2018年8月22日

『論文ゼミ一覧』を作成いたしました。

 

 

2018年7月13日

本田先生(D4)の論文がAntimicrobial Agents and Chemotherapyに受理されました。

Haemophilus influenzaeのβ-ラクタム系抗菌薬耐性に関する分子疫学的解析を行った研究内容です。

 

Honda H, Sato T, Shinagawa M, Fukushima Y, Nakajima C, Suzuki Y, Shiraishi T, Kuronuma K, Takahashi S, Takahashi H, Yokota SI.

Multiclonal expansion and high prevalence of β-lactamase-negative high-level ampicillin-resistant Haemophilus influenzae in Japan, and susceptibility to quinolones.

 

 

2018年7月13日

業績を更新しました。

 

 

2018年6月28日

山本先生の論文がCell Reportsに掲載されました。

Northwestern University (Chicago, USA)に留学中のオートファジーに関する研究内容です。

 

Yamamoto S, Kuramoto K, Wang N, Situ X, Priyadarshini M, Zhang W, Cordoba-Chacon J, Layden BT, He C.

Autophagy Differentially Regulates Insulin Production and Insulin Sensitivity.

Cell Rep. 2018 Jun 12;23(11):3286-3299. doi: 10.1016/j.celrep.2018.05.032. PMID:29898399

 

 

2018年6月24日

佐藤先生の論文がAntimicrobial Agents and Chemotherapyに受理されました。

 mcr陰性大腸菌ST131のコリスチン耐性に関する研究内容です。

 

Sato T, Shiraishi T, Hiyama Y, Honda H, Shinagawa M, Usui M, Kuronuma K, Masumori N, Takahashi S, Tamura Y, Yokota SI.

Contribution of novel amino acid alterations in PmrA or PmrB to colistin resistance in mcr-negative Escherichia coli clinical isolates including major multidrug-resistant lineages O25b:H4-ST131-H30Rx and non-x.

Antimicrob Agents Chemother. 2018 Jun 18. pii: AAC.00864-18. doi: 10.1128/AAC.00864-18. [Epub ahead of print] PMID: 29914952